あれは小学6年生の夏ぐらいだったと思います。
自慰やオナニーという言葉もわからなくて、ただひたすら畳んだ布団の角に股間をこすりつけてました。
当時は何を考えてオナってたのか覚えてはいませんが、とにかく気持ちよくて何回もしてたことはよく覚えています。
その時も夢中で擦り付けて、もう少しでイキそうって時に、母親が後ろのドアから入ってきました。「あんた何してるの」と低い声で。。俺はこれが悪いことだとか恥ずかしい事だとかという認識もなかったので
「気持ちいいんだよ。もうちょっと待って」
と返しました。
母親はそんな俺に「やめてよそんなところで…、そんなに気持ちいいん??」とあきれた笑い声で言ってきましたが、俺はそれに構わず腰の動きを速くしていきました。母親は何か喋っていたようでしたが、もう俺の耳には
全く入ってきませんでした。
そして、俺はパンツの中にいつものようにあったかいものを感じて絶頂を迎えました。どんな声でどんな表情だったのか自分では全く覚えていませんが、俺は気持ちよさと脱力感でしばらくうつ伏せで動けないでいました。
しばらくたって、母親の存在を思い出し、ふっと後ろを振り返ったら…ティッシュと替えのパンツをもってじっとこっちを見て立っていました。
「ティッシュでちゃんと拭いて、早く履き替えなさい。洗っちゃうから」
そう言われ、なんだか急に恥ずかしくなりましたね。
その場のやり取りはそれで終わりましたがそれから時が経ち、一緒に酒を飲むようになると、母親がネタのように言うんです。
「あんときは動物を見ているようだった。猿かなんかかと。どうしていいもんかわからず怒るのも違うし、でも見ちゃいけないもん見せつけられて困っちゃった」
いやいや、見せつけられてって、俺は見せつけてた訳じゃない!
「でも、感慨深い気持でもあったなあ」
と母親。
41歳になった今も、たまに酒のつまみにされる強烈な出来事でした。

